B-SELS ビーセルズ の日記
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「IF I FELL / TELL ME WHY」 レア!UKエクスポート盤 1P/2A
2023.08.27
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外国人の女性のお客さんから、「ワークメンはありますか?」と尋ねられた。
「ワークメン? (リンゴのオール・スター・バンドの)メン・アット・ワークならあったと思いますが…。」と要領を得ない様子で私が答えると、スマホの写真を見せてくださった。
「なあんだ、『ウォークマン』のことですか。ソーリー、ありません(笑)」
B-SELSには、毎日のように外国からのお客さんが来てくださる。
両手を広げて笑顔で、「オンリー・ビートルズ!?」と尋ねてくだされば、私も「オンリー・ビートルズ!」と胸を張って答える。
少し残念そうに、「オンリー・ビートルズ?」と尋ねる方には、私も「オンリー・ビートルズ…」と申し訳なさそうに答える。
B-SELSへ上がる階段の途中のポスターには「ビートルズ シカありません」と書いてあるのだが、日本語なので、ほとんどの外国のお客さんは読むことができないと思う。
日本の初盤の赤盤やシングルなどを買ってくださる外国人の方も多い。
「友達へのプレゼントにしたい」と仰って『SGT.』の日本の赤盤を買ってくださった方もいらした。
外国人観光客のマナーがよく問題になっているが、少なくともB-SELSのお客さんは皆さんとても友好的でいらっしゃる。
ビートルズを共通言語として、本当に気持ちの良いコミュニケーションができる。ありがたいことだ。
初めて来られた日本のお客さんも、「本当にビートルズしかないんですね!」と笑顔で尋ねてくださった。
「そうなんです!ビートルズしかないんです!!しかも、アナログ・レコードしかないんです!!!」と答えることができるのが嬉しい。
『オールディーズ』の国内赤盤を買ってくださったお客さん、どうもありがとうございました!
こちらも初めて来てくださったと思われる高校生のお客さんは、『BAND ON THE RUN』の国内ピクチャー・ディスクと『TUG OF WAR』の国内盤を買ってくださった。どうもありがとうございました!
2回目の女性のお客さんは、「I WANT TO HOLD YOUR HAND / THIS BOY」のUKオリジナル・パイ・プレス盤と「素敵なダンス」の国内盤シングルを買ってくださった。どうもありがとうございました!
さらに、今日は嬉しいサプライズのお客さんがお二方も!!
兵庫県からは常連のM2さん、そして、東京から常連のMAさん、お二人とも来てくださって本当にありがとうございました!!
お二人のことも、また後日改めて詳しく書かせていただきますので、皆さんもどうかお楽しみに!
改めまして、今週来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。またの御来店を心からお待ちしています!
そして、今週来てくださった常連のKUNIさん、今月は2回も来て下さりどうもありがとうございました。
KUNIさんのことは、前回は8月3日の日記に書かせていただいている。
KUNIさんは、その後すぐ、私が8月4日の日記に書いたばかりのノルウェーの『SGT』のニアミント盤を試聴に来てくださったのだ。本当にありがたいことだ。
B-SELS ビーセルズ | 日記 | 『SGT.』 超レア! ノルウェー・ステレオ UKマザー極美盤 これはスゴイ!!! - お店のミカタ (omisenomikata.jp)
このおそるべきノルウェー盤の音を大変気に入ってくださったKUNIさんは、この盤を早速予約してくださったのであるが、それについてはまたいずれ書かせていただくこととして、当日はまた別のレコードを買ってくださったのである。
そして、先日書かせていただいたとおり、今週、その『SGT.』の、こちらもおそるべきインド盤モノラルという物凄いお宝盤を持ってきてくださったKUNIさんは、今週もまた別のレコードを買ってくださったのである。
KUNIさん、いつもB-SELSを御贔屓にしていただき本当にありがとうございます!
それでは、今月KUNIさんが買ってくださったレコードについて、2回分をまとめて紹介させていただきたい。次の4枚!!!!
①『TUG OF WAR』 南アフリカ美盤 独自マト
KUNIさん 「盤質がめちゃくちゃ良さそうですね。」
私 「かなりの美盤です。南アフリカはいつの時代も独自カットですが、これは音が良いです。」
KUNIさん 「最後に"HERE TODAY"を。…ほとんどノイズないですね!これいただきます。」
②『GONE TROPPO』 US極美品 シュリンク付き
KUNIさん 「ジョージ好きの人からは評価の高いアルバムですね。」
私 「リアル・タイムで聴いた数少ないジョージの作品なので、私も大好きです。曲が良いです。」
KUNIさん 「『CONCERT FOR GEORGE』に出ていたレイ・クーパーやジョー・ブラウンも参加してますね。」
私 「そして、アルバム・カヴァーのデザインは、レッグス・ラリー・スミスです!」
KUNIさん 「素晴らしいですね!このアルバムも今まで聴かず嫌いでしたが、一遍に好きになりました!」
③『GOOD NEWS』 UK美盤
私 「アティチューズとは!」
KUNIさん 「US盤は持っているんですが、UK盤が欲しかったんですよ。」
私 「私も聴くのは久しぶりです。音は良かったはずですが。」
KUNIさん 「聴いていて楽しいアルバムですよね。シンセなんかもろデヴィッド・フォスターですよね。エアプレイ好きなんですよ」
私 「『ダーク・ホース・レコーズ』でなかったら、私は多分聴くことがなかったと思います(笑)。」
④『LIVE AND LET DIE (OST)』 US盤
KUNIさん 「このUS盤の"LIVE AND LET DIE"の音が良いということですね。」
私 「これも聴くのは久しぶりです。US盤は、日本盤とは異なるゲートフォールド・カヴァーが魅力的です。では、タイトル曲をどうぞ。」
KUNIさん 「ヴォリューム上げました?」
私 「いいえ。さっきと同じです。」
KUNIさん 「いや、これは良い音です!これもいただきます。」
私 「毎度ありがとうございます!」
というわけで、今月もB-SELSでたくさんお買い上げくださったKUNIさん、本当にありがとうございました。また来てくださることを、楽しみにお待ちしています!
というわけで、B-SELSにはいつも素敵なお客さんが来てくださる。本当にありがたいことだ。
本当に、本当にB-SELSのお客さんは素晴らしい。素晴らしすぎる!
さて、私の方は、少し日記が追いついてきて、余裕が出て来たせいか(?)、ついつい大作を書いてしまう。
もちろん、これだけの大作はその日のうちには書けない。家に帰ってから、日付が変わってからも、まだ書いている。まあ、そんなときの方が、アドレナリンがよく出て、元気なのだ。
ようやく朝晩が涼しくなってきたせいか、体力が戻ってきたようだ。
今日の1枚、「IF I FELL / TELL ME WHY」は貴重なUKエクスポート盤であるが、盤質がそれほどよくないので、お安くしている。音の方は、盤の見た目の十倍は良いと思うが。
初回マト1N/1N。そして、今回出品の盤は、マザー1/2。スタンパーはP/A、つまり、6番目と3番目。
盤質VG-。キズの多い盤で見た目は良くない。しかし、大部分のキズは表面的なもので、曲中はほとんど気になるようなノイズはない。
…と言っても気になる人には気になるかもしれないが、少なくとも私にとっては、これは結構良い音である。
さすがは45回転で、「IF I FELL」に美しさと同時に力強さが感じられる。スタンパーの早さも威力を発揮しているのだろう。もっとも、このタイトルはプレス数極少のため、スタンパーの進んだ盤を見つける方が難しいと思うが。
レーベルA面にもややキズもあるが、書き込みもなく、コレクションの一つとしては悪くないと思う。そして、音の方もしっかり聴けます。
パーロフォンのカンパニー・スリーヴ付き完品、税込-円です。なかなか見つけにくいタイトルなので、この機会にいかがでしょうか。
それでは、明日の月曜日は定休日です。また火曜日以降に、B-SELSで皆さんのご来店をお待ちしています!
(9月15日追記)
「IF I FELL / TELL ME WHY」 レア!UKエクスポート盤 マザー・スタンパー1P/2Aについては、ありがたいことに早速商談中となりました。よろしくご了承願います。
(10月28日追記)
「IF I FELL / TELL ME WHY」 レア!UKエクスポート盤 マザー・スタンパー1P/2Aについては、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。