B-SELS ビーセルズ | 日記 | 『PRESS TO PLAY』 UK初盤  非常に珍しい B面マトB-1U盤 素晴らしい音!!!!!

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B-SELS ビーセルズ の日記

『PRESS TO PLAY』 UK初盤  非常に珍しい B面マトB-1U盤 素晴らしい音!!!!!

2024.11.15

常連の用心棒さん、9月には大変お世話になりありがとうございました。
 
ブログ良い映画をほめる会の用心棒さんのことは、前回は9月24日の日記に書かせていただいている。
B-SELS ビーセルズ | 日記 | 『THE BEATLES IN ITALY』 イタリア・モノラル美盤 美しい初回ジャケと素晴らしい音!!!!!! - お店のミカタ
用心棒さんがB-SELSに来てくださるようになってもうすぐ丸6年。今でも毎月毎月、多い時は月に何度も通ってくださる用心棒さんには本当に足を向けては寝られない。用心棒さんには感謝に堪えない。
用心棒さん、いつもありがとうございます!
 
前回は『WITH THE BEATLES』のオーストラリア・モノラル初回ラウドカット、ゴールド・パーロフォン極美品という逸品をお買い上げくださった用心棒さん。
今回の用心棒さんもスゴイ。
 
 
それでは、今日も張り切って書かせていただきましょう!
 
 
今回、用心棒さんがお買い上げくださったのは!
 
 
『REVOLVER』 超レア!インド・モノラル初盤 UKマザー(UK通常初回マト2/2)、両面マザー番号なし、スタンパーR/R良盤!!
 
この盤については、用心棒さんが御自身のブログに素晴らしい記事を書かれているので、まずはそちらをお読み願います。インドの初期モノラル、特にこの『REVOLVER』は超レア盤です!
『この夏に手に入れた逸品』「ウィズ・ザ・ビートルズ」モノラル・ゴールド・パーロフォンと印度モノラル盤「リヴォルヴァー」: 良い映画をほめる会
 

そして、この日記でも、用心棒さんへの日頃の感謝の気持ちを込めて、貴重な用心棒さん語録を御紹介させていただきます!

 
「『REVOLVER』のインド・モノラルは、ボディがしっかりとしてコクがある。コロンビアのコーヒーみたい。インド盤って、迫力があるのに、音が繊細なんですよ!」
 
「”LOVE YOU TO”では、芳醇な香りのように、よく広がるインド楽器。」
 
「”HERE THRE…”は、砂糖を入れないコーヒー。甘くない。」
 
「”YELLOW SUBMARINE”も、コーラスが他の国の盤よりも大きく聴こえます。」
 
「”SHE SAID…”は、他の国の盤だとただただうるさいだけの曲になりがちですが、このインド・モノは実にメロディアス。やはりアナログは聴いてみなければわからない!1983年に初めて国内盤の『REVOLVER』を買って、40年後にインド盤を買うとは!」
 
「”AND YOUR BIRD…”、音が全然違いますよ!楽器の響きが、ファン、ファン、ファンと!」
 
「”FOR NO ONE”、楽器が楽しそうに鳴っています。」
 
「”DOCTOR ROBERT”が一番『REVOLVER』らしい曲だと思います。」
 
「”GOT TO GET YOU…”絶対、音の伸びが違う!本当に心地よい。でも、何が違うんだろう?やっぱりビニール?」
 
「”TOMORROW NEVER KNOWS”楽器の余韻が素晴らしいですね!」
 
 
と仰って、このインド・モノラルを大層気に入ってくださり、お買い上げくださった用心棒さん、どうもありがとうございました。

さすがは、2005年から20年近くもブログを書かれている用心棒さんだけあって、その表現力や語彙の豊かさにはいつも驚かされます。

用心棒さん、本当にありがとうございました。例の盤もご用意できていますので、またいつでも試聴にいらしてください。またの御来店を心からお待ちしています!
 
 
というわけで、用心棒さん、いつもスゴイ方だが、今回も凄かった!
B-SELSのお客さんは本当に素晴らしい!いつも声を大にして言いたい。心から叫びたい。
 
 
 
さて、今日はポールの名曲「プレス」を聴きまくった。ヒュー・パジャムのミックスよりもBert Bevans and Steve Forwardのミックスの方がよく聴かれているような気がするが、「プレス」はヴァージョンが多いので、私もややこしく、お客さんにうまく説明できなかったので、少し整理してみた。
UK、US、日本のアナログ盤を聴いてみて、下記のとおり、少なくとも5つのヴァージョンを確認した(①と②は勝手に命名)。
 
①ヒュー・パジャム・ノーマル・ヴァージョン(3’57”)
 UK/7インチ1ST. 、日本シングル
 
②ヒュー・パジャム・ロング・ヴァージョン(4”20”)
 UK/LP/B-1Uマト、UK/LP/B-3Uマト、UK/10インチA面
 
③ヴィデオ・サウンドトラック(4:41”~4”43”)
 ミュージック・ヴィデオ、UK/12インチA面、US/12インチA面、日本12インチA面、UK/LP/B-7マト、US/LP、日本LP
 
④ヴィデオ・エディット(3”35”)
 UK/7インチ2ND.、US/7インチ、UK/10インチB面
 
⑤ダブ・ミックス(6:30)
 UK/12インチB面、US/12インチB面、日本12インチB面
 
①と②のみヒュー・パジャムのミックスで、イントロのポールの「ワン・トゥ・スリー」の後に「フーウウー」というコーラスが入るのが特徴。
UK/7インチ1STは、レーベルのタイムが(4’20)と記載されているが、これが間違い。実際は4分弱である。
タイムが(4’20)のロング・ヴァージョンは②でしか聴けない。但し、この場合も、UK/LPのレーベルには、タイムは「4’41”」、ミックスは「Bert Bevans and Steve Forward」と印刷されているので、実にややこしい。これが間違いで、実際のタイムは4’20”、ミックスはヒュー・パジャムが正しい。ロング・ヴァージョンというのは、①よりもエンディングが長い。
 
③④⑤がBert Bevans and Steve Forwardのミックスによるヴァージョンで、UKの通常マトB-7、日本、USのLPに入っている③が一般的ではないだろうか。
ロンドンの地下鉄で撮影されたミュージック・ヴィデオ(YouTubeなどで見られる)のヴァージョンなので、VIDEO SOUNDTRACKと命名されたわけですな。ちなみに、UKの12インチA面の曲もこれであるが、レーベルに「VIDEO SOUNDTRACK」とは書かれていない。
④はそのEDIT、短縮ヴァージョン。UKのシングルは1STよりもこの2NDの方が一般的。なお、2NDシングルのジャケには「VIDEO EDIT」の文字が加えられている。
⑤はほぼインストゥルメンタルなので「別物」と考えていただければ…。
 
 
 
というわけで、『PRESS TO PLAY』のUK盤の中でも、非常に珍しいB面マトB-1U盤を出品した。上記のとおり②の”PRESS”が収録している。
UK盤のマトリクスとしては、上記③の入っているB-7が一番多く、②の入っているB-3U(一般的な初回マト)を探すのも結構苦労するのだが、今回のB-1Uは探してもそう簡単には見つからないと思う。
 
盤質EX+、ジャケEX+と、盤・ジャケとも立派な美品レベル。音も素晴らしい。ちなみにA面はマトA-2Uです。もちろんオリジナルのインナー付き美品完品、税込-円です。
 
 
それでは、明日もまたB-SELSで、皆さんの御来店をお待ちしています!


(11月16日追記)
『PRESS TO PLAY』 UK初盤  非常に珍しいB面マトB-1U盤 素晴らしい音!!!については、好評につき売り切れました。本日一番に御来店いただき、他にもたくさんお買い上げいただき誠にありがとうございました

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