B-SELS　ビーセルズ | 日記 | 『RUBBER SOUL』　UKステレオ美盤　初回マト2 +極美ジャケ　A面最高峰1G　　これがステレオ最強1Gの音！！！！！！！！！！

愛知県から3回目の御来店、今井さん、先月は遠いところを来ていただいてありがとうございました。
 
今井さんのことは、前回は8月1日の日記に書かせていただいている。
何とまだ中3！
昨年4月に中2になったばかりのときに初めてB-SELSに来てくださり、以後、夏休みや春休みなどの長期休暇を利用して来て下さっている。

 
愛知県からは「青春１８きっぷ」でJRで5時間もかけて奈良に来て下さった今井さん。
B-SELSは近鉄奈良駅の目の前にあるが、今井さんが降り立った駅はJR奈良駅。B-SELSまでは徒歩で10分少しかかる。
 
前回日記のとおり、この日は大雨。雨の中を来て下さった常連の用心棒さんにレコードを試聴していただいていたところ、次第に空が黒くなってきて大きな雷が鳴りだし、あっと言うまに嵐になった。
 
その嵐の中を、店内に入って来られた若いお客さんが今井さん。若いので飄々とされているが、上着も靴もずぶぬれだ。
まだ3月下旬で肌寒かったので店内に暖房を入れていたが、とりあえず上着を脱いでいただき、濡れた靴も靴下も脱いでいただき、店のスリッパをお貸しした。

 
用心棒さんは今井さんとは初対面でいらしたが、若いお客さんが愛知県から5時間もかけて奈良のレコード店に土砂降りの中を来たことに感銘を受けられた様子。
 
「これはこの中学生のお客さんに。」と仰って、用心棒さんが買ってくださったのがジョージの”GOT MY MIND SET ON YOU”のUSシングル。それを用心棒さんが今井さんにプレゼントされたのである。
今井さんも大変喜んでおられた。親切な用心棒さん、ありがとうございます！
 
そういえば、今井さんは、以前にB-SELS常連のNinjaさんからビートルズのポスターをプレゼントされたこともある。
（皆さん、中学時代の自分を思い出して嬉しくなるのかも！）
そのいただいたポスターを額に入れて部屋に飾っている様子も、今回、今井さんがスマホで見せてくださった。B-SELSのお客さんからのプレゼントをとても大切にされているようだ。嬉しいことではないか。Ninjaさんもきっと喜んでおられるに違いない。

 
それでは、まだまだ張り切って書かせていただきましょう！

 
今回、今井さんが買ってくださったのは、次の4枚！！！！

 
①『GEORGE HARRISON』 オランダ美品
「最近、ジョージのソロをよく聴いています。」と今井さん。ジョージの名作『慈愛の輝き』のオランダ盤とはシブイ。
 
今井さん　「これは音いいですね！」
 
私　「オランダ国内流通盤ですが、プレスはドイツで、カッティングはUKのストロベリー・マスタリングという多国籍盤です。」
 
 
②「MY SWEET LORD / WHAT IS LIFE」　UK初回マト1U/1U  マザー・スタンパー両面二桁
 
今井さん　「”MY SWEET LORD”のUK盤は、今回どうしてもほしかったです！」
 
 
③「HANDLE WITH CARE」　USプロモ良盤（両面同曲）
 
④「CHEER DOWN / THAT’S WHAT IT TAKES」　ドイツ美盤　PS付き
 
今井さん　「EU盤の方は”POOR LITTLE GIRL”がB面でしたが、このドイツ盤はカップリングが違うんですね。」
 
私　「そのとおり！EU盤の方は『BEST OF DARK HORSE』からのシングルカットでしたが、こちらは、「リーサル・ウエポン２」のサウンドトラックからのA面、B面は『CLOUD NINE』からのシングルカットですね！」
 
 
というわけで、すべてジョージのレコードばかりお買い上げくださった今井さん、どうもありがとうございました。
お帰りの時間までに服が乾いていれば良かったのですが！風邪ひかれませんでしたか？
今年は受験生でお忙しいと思いますが、機会があればまたぜひいらしてください。またお会いできる日を楽しみにしています！
 
 
 
この日は県内からもう御一方、
県内からもう何度も来てくださっているお客さん、リンゴの『STOP AND SMELL THE ROSES（バラの 香りを）』のUS盤をお買い上げいただきありがとうございました。またの御来店を心からお待ちしています！
 
 
 
というわけで、B-SELSにはいつも感動のドラマがあります。
B-SELSのお客さんは本当に素晴らしい！
と、私がいつも叫ばずにはいられない理由が、この日記を読めばおわかりいただけるかと思います。本当に素晴らしいんだから！
 
おかげさまで、昨日も今日も素晴らしいお客さんの方々に来ていただいている。その方々のことを書かせていただくのに、もう2，3週間はかかると思うがどうかお許し願いたい。
皆さん、本当にありがとうございました。またの御来店を心からお待ちしています！

 
明日からゴールデン・ウィーク。また素晴らしいお客さんに来ていただけるだろうか。
素晴らしいお客さんのために、今日も素晴らしい盤を。
 
 
今日の盤もスゴイ。というか、凄すぎる！　超スゴイ！！
 
 
『RUBBER SOUL』のUKステレオ最高峰。A面1Gの素晴らしい音の盤を出品した。音もジャケもスゴイ！
 
『RUBBER SOUL』　UKステレオ。初回マトリクス2/2。そして、今回出品の盤は、マザー・スタンパーが1G/1GH。A面が最高峰の1Gというのが嬉しい。B面の1GHも17番と早い！これはスゴイ音がする！！
 
レーベルは初回のゴシック体文字ではなく、次のローマン体になってからのものなので、厳密に言えば「初盤」ではないかもしれないが、レーベルの字体にとらわれていては1Gのスゴイ音は聴けないのだ。
 
盤質EX+。見た目にはニアミントなどの「極美盤」ではないが、EX以上。ぱっと見にもキズのない盤で、実際、音に出るようなキズはほとんどないと言ってよい。これは当時のステレオ盤では珍しいので、私はこの盤を高く評価したい。
 
目立たないが、よく見ると、A面”NORWEGIAN WOOD”の後半から次の曲にかけて、8mmほどの長さの細いキズがある。注意して聴くと”NORWEGIAN WOOD”の後半で軽くプチが入る箇所があるが、ジョンが力強くギターをかき鳴らす音のおかげでほとんど気にならない程度だ。”NORWEGIAN WOOD”の曲が終わってから次の”YOU WON’T SEE ME”に入るまでのトラック間の無音部ではさすがにプチが出るが、それもほとんど気にならない程度で、”YOU WON’T SEE ME”のイントロが始まると同時にノイズは消える。
他の曲はA面もB面も、ほぼノイズレスで、曲と曲との間のトラック間さえもかなりノイズレス。難関”MICHELLE”もこの盤質なら楽々クリアだ！
本当に、当時のステレオで、これほどのノイズレスはなかなかないのだ。それが1Gなのだから、はっきり言って奇跡に近い。
 
A面に針を落とし、”DRIVE MY CAR”のイントロが始まると、思わず、「ワハハハ」と笑い出さずにはいられない。どうしてこれが笑わずにいられようか。これぞ天下の1G。ステレオでこの大迫力。モノラル・ラウドカットの1Gとはまた違う、ステレオならではのクリアで、美しく、しかも力強い音。「泣き別れ」のデメリットを全く感じさせない、そればかりか、よくぞこの美音で聴かせてくれた！と感謝せずにはいられない。これがUKステレオ最強の1Gです。
 
ジャケEX++。美しい。ニアミントといってもいい。当時のUKステレオジャケで、これ以上のものもなかなか望めないのでは。二度と手に入らないかもしれないほどの美品。このジャケだけでもかなりの価値がある。
オリジナルのEMITEXインナー付き完品、税込-円です。UKステレオ最高の「NOWHERE MAN」を聴いてみてください！
 
 
それでは、明日もまたB-SELSで、皆さんの御来店をお待ちしています！


（追記）
この日記でもすっかりおなじみブログ「レコード評議会」のTFさんが、先日B-SELSで購入されたレコードについての記事を、立て続けに2本投稿してくださった。
「ええっ、いつのまに！」という早さですが、TFさん、仕事が早いだけでなく内容も本当に素晴らしい！
TFさん、本当にありがとうございました！
取り急ぎ、ご紹介まで。

Beatles VI / The Beatles【カナダ盤(モノラル)】 - レコード評議会 (vinylcouncil.com)

A Hard Day's Night / The Beatles【UK盤(モノラル)】 - レコード評議会 (vinylcouncil.com)


（4月27日追記）
『RUBBER SOUL』　UKステレオ美盤　初回マト2 +極美ジャケ　A面最高峰1G　　これがステレオ最強1Gの音！！！！！！！！！！については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。