B-SELS ビーセルズ の日記
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『MAGICAL MYSTERY TOUR』 1976年UK初回LP EMIリム・レーベル美盤 素晴らしい音!!!!!!
2024.02.15
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おかげさまで、B-SELSは今日も素晴らしいお客さんの方々に恵まれた。
本当にありがたいことだ。
今週来てくださった方々のことについても、一日も早く紹介させていただけるよう、鋭意日記を執筆中です。もう少し時間がかかると思いますが、今しばらくのご容赦を。
日記はまだ先月のことですが、英国の古い雑誌「THE SUNDAY TIMES」の1964年7月号ほかをお買い上げくださったお客さん、どうもありがとうございました。
また、「LOVE ME DO」の12インチシングルをお買い上げくださったお客さん、「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」のフランス盤(PS付き)をお買い上げくださったお客さん、本当にありがとうございました。
この間来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。またのご来店を心からお待ちしています!
松江のかくちゃんさん、先月は大変お世話になりありがとうございました。
かくちゃんさんのインスタグラムがスゴイことになっている。先月27日にB-SELSに来ていただいて以来、ずっとB-SELSでお買い上げいただいたレコードのことばかりポストしてくださっているのだ!
かくちゃん(@jazzdaisuki3) • Instagram写真と動画
先月お買い上げいただいた『RUBBER SOUL』のラウドカット盤についての記事をポストの後、現在は『SGT.PEPPER'S』のUKモノラルについての記事をポストされている。
5年前にB-SELSが開店した当時から何度も奈良に来てくださり、いつもB-SELSでお買い上げいただいたレコードについての記事をインスタグラムにポストしてくださるなど、かくちゃんさんには大変お世話になっている。
かくちゃんさんの記事を読んでB-SELSに来てくださったというお客さんも、何人もいらっしゃる。本当にありがたいことだ。
『SGT.』のUKモノラルは、最後の「インナー・グルーヴ」まで当時かくちゃんさんと熱く語り合った思い出の盤である。
いつも予告なしに、ひょっこり来てくださるかくちゃんさん。今回も開店して間もなく店のドアを開けて入って来られた。
かくちゃんさん 「松江の…」
私 「あっ、かくちゃんさん!遠くからよくお越しくださいました!!」
かくちゃんさん 「よく覚えてくださって…」
私 「B-SELS開店当初からお世話になっているかくちゃんさんのことは忘れませんよ!」
かくちゃんさん 「今回は妻の用事で大阪まで来たので立ち寄りました。『RUBBER SOUL』のUKモノで、音が全面に出くるような盤を探しているんですが…。」
私 「『RUBBER SOUL』でしたら、両面ラウドカットのUK盤を1枚、少しだけキズがあるのでリーズナブルな価格で出品しています。さらにリーズナブルな価格帯のものでしたら、片面だけがラウドカットの盤があります。そちらの方も盤質も良いのでオススメです。」
かくちゃんさん 「まずは片面ラウドカットの盤を聴かせてください。ラウドカットのB面だけで良いです。」
♪B面試聴(かくちゃんさんは、いつも目を瞑ってじっと耳をすませて試聴される。)
かくちゃんさん 「スゴイ音ですね!UKモノラルのマト4を持っているんですが、全然音が違う!」
私 「B面でしたら、特に"IN MY LIFE"や"IF I NEEDED SOMEONE"などでラウドカットらしい音が聴けますね!」
かくちゃん 「こうなると欲が出てきました。B面だけでなく、両面ラウドカットの盤も聴かせてください。」
私 「喜んで!特に、少しノイズの出るB①とB②を試聴してみてください。」
♪B①~②試聴
かくちゃんさん 「やっぱりこちらの両面ラウドカットにします。私はノイズはほとんど気にしませんので。」
私 「ありがとうございます!」
というわけで、遠いところを来てくださり、『RUBBER SOUL』UKモノラル初盤 マト1/1ラウドカット盤をお買い上げくださったかくちゃんさん、どうもありがとうございました。
…と話はここで終わらない。かくちゃんさんは、その翌日にも嬉しいお電話をくださったのだ!
「家に帰って自分のシステムで聴きましたが、スゴイです!大好きな"IN MY LIFE"の音の出方が全く違います。『RUBBER SOUL』UKモノラルは今まで自分の持っていた盤を聴いて、今一つだなあとずっとモヤモヤしていたんですが、初めて本当の『RUBBER SOUL』を聴くことができて感激しています。B面のキズもモノラル・カートリッジで聴けば気になりません。やっぱり両面ラウドカットを買って良かったです!!」
かくちゃんさん、本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。またのご来店を心からお待ちしています!
というわけで、遠く松江から何度も来てくださるかくちゃんさんは、本当にスゴイ!
かくちゃんさんのインスタグラムの記事もとてもおもしろいので、皆さんもぜひご覧ください。2月4日の「上様」の記事は、私も腹を抱えて大笑いさせていただきました。
こうして日記を書いていて、本当にB-SELSには素晴らしいお客さんが来てくださるなあ、と改めて感激させられます。
B-SELSのお客さんは素晴らしい!素晴らしすぎる!!と何度言っても足りないくらいです。
さて、素晴らしいお客さんのために、今日も素晴らしい盤を出品している。
『MAGICAL MYSTERY TOUR』のUKのLP初盤の素晴らしい音の盤を出品している。
ご存知のとおり、UKの『マジカル』は1967年の発売当初は7インチのEP2枚組で、かわいらしいブックレット付の絵本のような体裁であった。これはこれでとても魅力的なのであるが、こと、この『マジカル』に関しては、B面に「ストロベリー」や「ペニー・レイン」などの大名曲を配したUS盤LPの方が一般的には人気が高い。
UKでもUSから輸入されたLPの人気が高かったところ、9年後の1976年になって初めてUKでもLPが発売されたという次第である。
レーベルのリムが"EMI"で始まるこのUK初盤LPは大変貴重(EMIリムは初回だけで、すぐに次の"ALL"に変わる)。初回マトリクス1/1、さらに、今回出品の盤は、マザー・スタンパー3MP(46番)/2AA(33番)の初期。
盤質EX。盤は見た目にも薄いスレのみ。深いキズ皆無。音に出るようなキズも全くないと言ってよいだろう。繊細な"FOOL ON THE HILL"、"YOUR MOTHER SHOULD KNOW"、"STRAWBERRY FIELDS FOREVER"、"PENNY LANE"などの超名曲群を抱えたこのタイトルにあって盤質は極めて重要。この盤であれば願ったり叶ったりだ。
ジャケEX-。ビニール・コーティングのないこの時代のジャケは、1960年代のジャケよりもイタミが目につきやすい。今回のジャケもそれなりのイタミはあるが、まずます良い状態で、このジャケの中では良いクラスだ。ゲートフォールド・カヴァーの内側はさらに綺麗で、ブックレットはしっかりとジャケに付いている。
ブックレットも良い状態であるが、惜しいことに3頁目の、軍服姿のポールとヴィクター・スピネッティの頁に書き込みがある。
なんでこの頁にだけ書き込みしたのかと思いながら、何て書いてあるのか読もうとしたが読めない。サインのようだ。サイン?あっ、これは!
ヴィクター・スピネッティの直筆サインじゃあーりませんか!ラッキー(^^)/
私はヴィクター・スピネッティのサイン鑑定家ではないが、まず本物に間違いない。このレコードの元の持ち主がヴィクター・スピネッティにお願いしてサインしてもらったものと考えるのが自然だ。
というわけで、貴重なヴィクター・スピネッティの直筆サイン入り『MAGICAL MYSTERY TOUR』 UK初盤LP、もちろんオリジナルのインナー付き完品、税込-円です。
それでは、明日もまたB-SELSで、皆さんの御来店をお待ちしています!
(3月24日追記)
『MAGICAL MYSTERY TOUR』 1976年UK初回LP EMIリム・レーベル美盤 素晴らしい音!!!!!!については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。