B-SELS　ビーセルズ | 日記 | 『PLEASE PLEASE ME』　UKステレオ4th 音良盤 1H/1P

常連のMMさん、三重県から遠いところを毎月のように御来店いただき、本当にありがとうございました。
今回、MMさんにお買い上げいただいたレコードもスゴイ！近日中に改めて書かせていただきますので、皆さんもお楽しみに！
 
 
 
常連のM1さん、今週も来てくださって本当にありがとうございました。
 
先日、「綱引き研究所」のNobuさんを連れてきてくださったM1さんがお仕事帰りに立ち寄ってくださった。
 
その後の反響が大きかったことなどについてもM1さんから楽しくお話を聴かせていただいた。M1さん御自身もとても凄い方でいらっしゃるが、私の方で詳細を書くのは控えさせていただいている。M1さんのような方が、B-SELSに何度も足を運んでくださることをとても誇りに思う。
 
今回、M1さんには、「LET IT BE / YOU KNOW MY NAME」のニュージーランド盤、「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO / OLD BROWN SHOE」のUK盤などをお買い上げいただいた。
M1さん、本当にありがとうございました。また来てくださることを楽しみにお待ちしています！
 
 
 
常連の紙物さん、今週も来てくださって本当にありがとうございました。
 
紙物さんのことは、前回10月9日の日記に書かせていただいているが、その三日後に、「やはり『HELP!』のLPが気になって…。」と仰って、遠いところをまた来てくださったのだ。本当にありがたいことだ。
 
今回、紙物さんにお買い上げいただいたのは、次の3枚。
 
①『HELP!』　UKモノラル良盤
 
紙物さん　「この間の『HELP!』のベネズエラのモノラル盤をもう一度聴かせてください。今日も聴き比べ用のシングルを持って来ました。曲は”THE NIGHT BEFORE”で。」
私　「紙物さんのはイタリアの”YESTERDAY/THE NIGHT BEFORE”ですね。ジャケ付きは貴重です。写真が格好良いですね！盤も綺麗です。」
紙物さん　「…さすがシングルは音が大きいですね。」
私　「イタリアの独自カットは特に音が大きいのかもしれません。”THE NIGHT BEFORE”を45回転で聴くのも新鮮ですよね。」
紙物さん　「次にベネズエラ盤を。…ああ、やっぱり良いですね、ベネズエラ。」
私　「シングルの後ではどうしても迫力不足にはなりますが。」
紙物さん　「こちらのUKモノラルのLPとも聴き比べさせてください。」
私　「どうぞどうぞ。喜んで。」
紙物さん　「…さすがはUK、ベネズエラ盤に比べると音がクリアです。やはりUK盤にします！」
 
②「HELLO GOODBYE / I AM THE WALRUS」　ポルトガル盤
 
私　「ポルトガル盤は独自カットです。」
紙物さん　「”I AM THE WALRUS”を聴かせてください。…音は今一つ小さいですが、このレッド・パーロフォンのレーベルが良いですね。1967年のレッド・パーロフォンなんて珍しいですからね。これもいただきます！」
 
③「OB-LA-DI,OB-LA-DA / OH DRLING」　南アフリカ美盤　カンパニースリーヴ付き
 
紙物さん　「以前に試聴させていただいた盤です。今日はこれもいただいて帰ります。」
私　「南アフリカ盤の中でもかなりの美盤なのでオススメです。ありがとうございます。」
 
 
というわけで、今週も来てくださって、また3枚もお買い上げくださった紙物さんは、さらにスペイン盤の「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO / OLD BROWN SHOE」のシングルを試聴され、「スペイン盤のシングルはジャケも良いですよね！」と仰って、こちらの方まで次回のためにと予約してくださった。
 
紙物さん、今回もお世話になり本当にありがとうございました。また近いうちに来てくださるとのこと、楽しみにお待ちしています！
 
 
 
さて、いつもながらB-SELSの素晴らしいお客さんのことを書かせていただくのは幸せなことだと思いつつ、気が付けばもうこんな時間、急いで帰らなくてはならない。最後に一枚だけ。
 
『PLEASE PLEASE ME』UKステレオ4thの音の良い盤を出品した。マザー・スタンパーは1H/1P、つまり7番目と6番目で、両面とも早い！
 
初回マトリクス1/1、マザー1/1は、もちろん、あのゴールド・パーロフォンのステレオ盤と同じ。もちろんゴールドの1G/1Rや1R/1Gにはかなわないが、価格はゴールドの20分の1程度なので、おそろしくコスパの高いイエロー・パーロフォン盤だ。
 
盤質VG++。A面はかなり良い状態でEX-、音に出るようなキズもほとんどない。B面も良いのだが、B②からB⑥にかけて縦に長めのスリキズが2か所ある。このキズはB②”P.S.I LOVE YOU”とB③”BABY IT’S YOU”にかけては時々軽いプチ音が聴こえるが、B-SELSで試聴するときほどの大音量でなければそれほど気にならないし、実際、私が何度聴いてみても、それほど支障には感じない程度。あとの曲にはほぼ支障なしだ。つまり、見た目にスリキズはあるが音的にはそれほど出ない。また、見た目にもそれほど気にならないと言えば気にならない。
素晴らしいのは、やはりこの音で、音溝の状態が良く、音に非常に艶がある。スタンパーの早いUKステレオの音は、さすがに優雅で美しい。
 
ジャケEX-。これは良いジャケだ。最初期の右寄りではないが、ラージ・ステレオ・ロゴでERNEST.J.D社製の初期のジャケ。
ジャケ右下の角、ちょうどアンガス・マクビーンのところにシミがあり、このシミだけを見るとVG++程度の評価しかできないのだが、それにしてはフリップバックやスパインの状態が素晴らしいので、やはりEX-と評価した。ERNEST.J.D社製の初期のジャケは、そのほとんどのフリップバックに何らかの欠損があるが、今回のジャケはそのフリップバックがかなり良い状態であり、このジャケだけでも結構な価値があると思う。
 
EMITEXインナー付き完品、税込—円です。まずは、この美しい音を聴いてみてください。
 
明日もまたB-SELSで、皆さんの御来店をお待ちしています！


（11月25日追記）
『PLEASE PLEASE ME』　UKステレオ4th 音良盤 1H/1Pについては、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。