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B-SELS ビーセルズ の日記

『SGT.』 UKステレオ初期美品

2022.03.26

毎朝、奈良公園の氷室神社の前を通って出勤しているが、枝垂れ桜がちょうど見頃になっている。神社への階段脇に植えられた枝垂れ桜は風格があり、実に見事だ。花は今しか見られないので、奈良公園の中でも今イチオシのスポットです。
そして、来週あたりには浮見堂が絶好の花見スポットとなっているだろう。お花見のお帰りには、ぜひB-SELSへお立ち寄りください。
 
 
さて、今日も朝から雨で、せっかくの土曜日なのにお客さんは少ないだろうと思っていたら、開店とほぼ同時に常連のGさんが来てくださった。ありがたいことだ。
 
雨の日にわざわざすみません、と御挨拶したところ、「いや、今日は来ようと思っていたんですよ。それがたまたま雨だっただけです。」とGさん。さりげない会話の中に、Gさんの心配りを垣間見ることができ、本当にB-SELSは良いお客さんに恵まれているなあと改めてありがたく思う。
 
ターンテーブルの上には、ちょうど昨日出したばかりの「ALL YOU NEED IS LOVE」があったので、Gさんにも聴いていただいた。
「さすが1Tだけあって、今まで聴こえなかったような音まで聴こえますね。これのA面はマト2ですね。マト1のエンディングとは若干聴こえ方が違う。『ALL YOU NEED IS LOVE』はマト1も2も持っているのですが、マト1の良い盤が欲しかったんですよ。在庫があればまた出しておいてください。」とGさん。ありがたいことに、いつものようにご注文をくださった。
 
「今日は、これ聴かせてください。ジョージの出たプリンシズ・トラストのコンサート。」とGさん。おお、ジョージの音楽活動再開のきっかけにもなった1987年のコンサートですね。リンゴやクラプトンらと共演している。このコンサートがなかったら幻の日本ツアーも幻に終わっていたでしょう。
「これは2枚組ですが、ジョージの”WHILE MY GUITAR GENTRY WEEPS”と”HERE COMES THE SUN”が入っている2枚目しか聴かないでしょうね。…いつもはYouTubeの動画を見ているのですが、やはり、こうしてアナログで聴くと、音が違いますね。今日はこれ、いただきます。」とジョージが大好きなGさん、いつもB-SELSのレコードをお買い上げいただきありがとうございます。
「また来月も来ます!」Gさんのその一言が、いつもとても嬉しいです!!
 
 
そして、午後からは常連のMOさんが来てくださった。兵庫県から、遠いのによく来てくださる。つい半月前にも来てくださり、『McCARTNEY』と『WINGS WILD LIFE』のUKのかなり良い盤を買っていただいたばかりだ。
 
「スピーカーを買い替えようと思って大阪に行ったんですが、どうにも決められなくて、少しモヤモヤしていたので、奈良まで来ちゃいました。」とMOさん。MOさんも既に素晴らしいオーディオをお持ちなのに、まだまだ音にこだわる方だ。しかし、奈良まで足を延ばしてくださったのは、とても嬉しい。B-SELSで良い音のレコードをゆっくりと聴いていってください。
 
ちょうどターンテーブルの上にあったのは、UKの『RAM』の初盤。MOさんがレコードを探している間、それをかけていたのだが、「良い音ですね。これは?」と興味を示されたMOさん。ちょうどこれから出す予定のUK初盤です。よろしかったら最後まで聴いてみてください、と私。
 
「国内盤のPTSカッティングは持っているのですが、やはりUK盤とは音が違いますね。音圧が高い。」とMOさん。国内盤のPTSカッティングも大変繊細な音がして私も好きです。しかし、音が大きくて迫力もあるのは、やはりUK盤です。
「これ、いただきます!前回買った『McCARTNEY』と『WILD LIFE』もとても音が良かったので、ちょうど『RAM』もUK盤がほしかったんです。これはジャケも綺麗ですね。UK初回の全面コーティングのジャケは見開きまで綺麗です。」とMOさん、さっそくお買い上げくださって、ありがたいことだ。
 
「次は、これ聴かせてください。前から気になってたんですが…」とMOさんが持ってこられたのは、同じくポールの『RED ROSE SPEEDWAY』UK初回マト3極美盤。私が1月28日の日記に書いた最高品質盤、しかもスタンパー1GDだ!これは素晴らしい!!
 
「めちゃくちゃ綺麗な盤ですね。音もクリアで透き通るようです。フェイドアウトするアコースティック・ギターの最後の最後の音まで綺麗に聴こえます。これは驚きです。50年近く前のレコードなのに、ジャケまで綺麗ですね。これも、いただきます!!」とMOさん、かなり気に入られた様子。
そう、『RED ROSE SPEEDWAY』が大好きな私が、何十枚とこのUK盤を聴いてきた中でも、これは最高級にオススメの盤だったのです。気に入っていただけて本当に嬉しいです。
 
さらに、MOさん、「もう1枚、UKシングルも聴かせてください。”TICKET TO RIDE“が何枚もあるのですが、どれがオススメですか?」と尋ねてくださる。
盤質も価格もまちまちですが、このA面3GR(12番)の盤が、盤質も良く、音も素晴らしいわりには、値段もお手頃です。と私。
「やはりUKのシングルは迫力が違いますね。B面の”YES IT IS”もとても良い音なので、これをください。」とMOさん、これまたありがたいことだ。
 
MOさん、今回もB-SELSの貴重盤をお買い上げいただき、ありがとうございました。
「いつ来ても、ほしいレコードがある、ということがスゴイです。」MOさんのB-SELSへの最高の誉め言葉です。本当に嬉しかった!
 
 
さて、こうして素晴らしいお客さんたちに大事にしていただいて、B-SELSはまた期待に応えていかねばならない。今日も素晴らしい盤を!いつまで続くかわからないが、まだまだ在庫はあります。
 
今日は『SGT.』のUKステレオ初期美品の出品です。
ポピュラー音楽史上の最高傑作、『SGT.』については、モノラル盤でもステレオ盤でも聴きたい。一時期はモノラル盤ばかりが売れていたが、ここに来てステレオの音も見直されているのか、B-SELSではステレオ盤の人気も高い。しかし、モノラルに比べて繊細なステレオはやはり少しでも盤質の良いものをお勧めしたい。
 
今回のUKステレオ初盤は、盤質EXの美盤。見た目もピカピカ・ツヤツヤの綺麗な盤であるが、”SHE’S LEAVING HOME”と”REPRISE”に、目立たない小さなキズがある。音的にもそれほど支障はないが、少しプツプツ聴こえてしまうので、ぜひ試聴していただきたい。それにしても、かなりの美盤、しかもスタンパーは両面とも30番台と早い。これは鮮烈な音がするはずだ。
 
ジャケがまた素晴らしくEX+の極美品。ワイドスパインではないが、初期盤イコールワイドスパインではない。ワイドスパインならさらに価値が上がるが、今回のジャケも数少ない極美品で、このジャケだけでもかなりの価値である。
カットアウト、サイケスリーヴ、いずれも美品揃いの完品。これで税込-円は絶対にお買い得です!


(7月7日追記)
『SGT.』UKステレオ初期美品については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。

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