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B-SELS ビーセルズ の日記

『SOMETHING NEW』 超ウルトラ・レア! コスタリカ盤 レッド・オデオン!

2022.03.20

おかげさまで、この週末もB-SELSはお客さんに恵まれた。三連休ということもあって、親子連れの方、お若い方、女性の方、カップルの方、御夫婦の方…、いろいろな方々が来てくださった。観光を兼ねて立ち寄ってくださった方々も…。レコードだけでなく、本やグッズを買ってくださった方々もいらっしゃった。もちろん、LPやシングルを試聴の上でお買い上げくださった方々も…。「楽しかった。」、「また来ます!」と言っていただけると、とても励みになります。皆さん、本当にありがとうございました。ぜひまたいらしてください。
 
 
さて、昨日書くはずであった日記が書けずに申し訳ない。二日遅れになってしまったが、前回の続きを。
 
常連の用心棒さんが、例の『BAND ON THE RUN』を試聴されているときに入って来られたのが、常連のNIさん。NIさんと用心棒さんは過去にもB-SELSで何度か相席していただいているので、お二人とも楽しくお喋りされていた。お客さん同士仲良くしていただけて、とてもありがたいと思う。
 
用心棒さんが先に帰られた後、NIさんが試聴を希望されたのは、まず、『WINGS WILD LIFE』の大変レアなウルグアイ盤!NIさんは、すでにウルグアイ盤のタイトルの多くをコレクションされているので、この『WILD LIFE』についても気に入られるのではないかと思い、私からお勧めさせていただいた。
 
「ウルグアイの『WILD LIFE』はUKマザーで、UKでは大変レアなマト9ですね。音が太くて、いいですね。先日の『McCARTNEYII』 のウルグアイ盤も大変良かったですが、これもウルグアイらしい。」とNIさん、気に入ってくださった様子。
 
次に、NIさんが試聴を希望されたのは、『LET IT BE』の、これまたレアなペルー盤。NIさんの最近の特にお気に入りがペルー盤だ。
 
「前にも聴かせてもらった盤ですが、あの音が忘れられなくて、もう一回聴かせてください。…やはり、何とも言えない良い音ですよねえ。音が温かくて、何とも言えず優しい。やはり、これにします!」とNIさん。このペルー盤の音を褒めていただけると、私も自分のことを褒めてもらえたみたいに嬉しい!
 
さらに、NIさんに、ジョージの『EXTRA TEXTURE』(アルゼンチン盤プロモ!)などを聴いていただいているところに、今度は常連のレイナさんとお母さまが入って来られた!
この日記をよく読んでくださっているNIさんもピンと来られた様子で、「もしかして…」と。お二人のご了解を得た上で、私の方から紹介させていただいた。「そう、この方がレイナさん、そしてこちらがNIさんです。」それにしても、今日は常連さん続きだ。何とありがたいことか。
 
さて、先日20歳の誕生日を迎えられたばかりのレイナさんが試聴を希望されたのは、これも何と、私が3月9日の日記に書いた『REVOLVER』UKオリジナル・ステレオのニアミント盤!これはスゴイ。NIさんにも一緒に聴いていただいたが、皆さん、終始無言だったのではなかったか。
 
盤面はツヤツヤのピカピカ、スピンドルマークほぼなし、曲中はおろかトラック間すらノイズはほぼ皆無。B-SELSが自信を持って「ニアミント」などと言うのは、こういう盤です。『REVOLVER』を100枚探しても1枚見つかるかどうか…、この盤を手に入れられた方は超ラッキーです。
 
とは言え、決して安くはない価格だ。レイナさんの名誉のために一言書いておくが、レイナさんは自分で一生懸命働いて稼いだお金で、このような超貴重盤や「タンノイ」を購入されている。また、例の「ルーフトップ」のIMAXについては計4か所も見に行かれたそうだ。「奈良のIMAXの音が一番良かった!」と仰る。スゴイ20歳だ…。
 
と、そこへ入って来られたのは、常連のMNさん。何と今日はMNさんまで!本当にありがたいことだ。
MNさんは、NIさんとはB-SELSで何度も相席していただいているので、お互い仲良くしていただいている。今日はレイナさんとお母さまもご一緒なので、先ほどのように双方のご了解を得た上で、私の方から紹介させていただいた。
 
B-SELSの試聴席に相席していただいた皆さん、すぐに仲良くお喋りをしていただき、高度なオーディオ談義に花が咲いているのには私も驚いた。このオーディオ・マニアのオジサンたち(失礼!)の話に付いてくるなんて、レイナさん、あなた本当にハタチ?(笑)
 
MNさんは用事で先に退席されたが、レイナさんは、さらにジョンの『ROCK’N’ROLL』UK初盤を試聴され、NIさんは、さらにジョンの『PLASTIC ONO BAND』(ジョンの魂)アルゼンチン・プロモ盤(昨年12月8日の日記参照)を試聴された。そして、レイナさんのお母さまも交えて、UK盤とアルゼンチン盤の音の違いなどを楽しんでいただいたが、皆さん、さすがは常連さんで、B-SELSでの音の楽しみ方をよく心得ておられる。
 
今回、『WILD LIFE』ウルグアイ盤、『LET IT BE』ペルー盤、『PLASTIC ONO BAND』アルゼンチン・プロモ盤の、どれも南米の貴重盤ばかりを3枚も買ってくださったNIさん、今回も大変お世話になりありがとうございました。
 
そして、今回『REVOLVER』UKステレオ・ニアミント盤、『ROCK’N’ROLL』UK1U美盤に加え、さらに「HEY JUDE/REVOLUTION」UKシングルまで買ってくださったレイナさん、今回もたくさんお買い上げいただきありがとうございました。
 
今回ご来店いただいた皆さん、本当にありがとうございました。とても楽しい一日でした。どうか、またいらしてくださいね。
 
 
さて、今日もこれ以上書く時間がもうないが、1枚だけ書いておきたい。

『SOMETHING NEW』のジャマイカ盤については、昨年1月14日の日記に書いたが、相変わらず売れずにB-SELSの棚を飾っている。博物館行きのレコードだから別に売れなくても良いのだ。そして、今日も同じく『SOMETHING NEW』の博物館行きの盤を。
これが、なんと、コスタリカ盤です。これも何枚プレスされて、何枚残っているのか、資料がほとんどなく、わからないことが多いが、滅多に市場に出ることがない。
 
このコスタリカ盤の『SOMETHING NEW』は、赤いオデオン・レーベルで、チリ盤の他のタイトルの初回レーベルに似ている。モノラルで、独自カットで手書きでマトが彫ってあるのも大変珍しく、盤質もまずまず良い。ジャケは、ジャマイカ盤と同じくもともとUS製のジャケが使われたようだ。コスタリカ国内ではジャケに「ODEON」のシールが貼られて流通したようだが、B-SELSのジャケには残念ながらシールはない。それでも、この盤が超超超貴重であることに変わりはない。今回も価格は公開しませんが、多分、これも買う人はいないでしょう(笑)。

来週もB-SELSをよろしくお願いします!

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