B-SELS ビーセルズ の日記
-
「LOVE ME DO」 UKレッド・パーロフォン 極レア!「KMPZT」!!!!!
2022.01.04
-
改めまして、皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もB-SELSをよろしくお願いいたします。
今年最初のお客さんは、県内から初めての「STUDIO-Y」さん。『REVOLVER』のUKオリジナル・モノラル盤と「GET BACK」のUKオリジナル・シングルの2枚を買ってくださった。
「国内盤のLPは全て持っているのですが、UK盤は初めての購入です。良い音でした。初めてUKオリジナルの音に触れて、感激の一言です!」とSTUDIO-Yさん、今年の仕事初めにありがたい一言をいただきありがとうございます!またぜひいらしてください!!
続いて常連のKSさんが来てくださった。今回、KSさんが試聴を希望されたのは、私が昨年6月18日の日記に書いた『BAND ON THE RUN』のUKオリジナル・マト2、スタンパー1R/1M盤!これは、つくづく素晴らしいレコードであった!!
「これはエエですわ!綺麗な音で、輪郭がはっきりしていて、けがれのない音ですね。以前にB-SELSで買ったラウドカットの1GD盤の音も素晴らしかったですが、ラウドカットはさすがに迫力があり過ぎて一日にそう何度も聴けない。この盤なら、何度でも続けて、いつまでも聴いていたい。そんな音です。これは、いただきます!」とKSさん。大変気に入られた様子で、ありがたくお買い上げくださった。
KSさんは、さらに『RED ROSE SPEEDWAY』の両面初回マト3美盤についても、試聴の上で「素晴らしいですね!」と仰って購入してくださった。
KSさん、今回もB-SELSの盤を選んでくださり誠にありがとうございます。今年も、これからもどうぞよろしくお願いします!
さて、今年初めのレコードに、私は「LOVE ME DO」を選んだ。年末に来られたmomoten4010さんがレッド・パーロフォンの良い盤を購入してくださったので、その補充のためでもあるが、何と言っても、今年はビートルズ・デビュー60周年の記念の年。
60年前の1月1日にはデッカでオーディションを受けたビートルズの4人、もしデッカのオーディションに合格していたら、もしジョージ・マーティンと出会わなかったら、もしリンゴが加入しなかったら、ビートルズはどうなっていたのだろう?
幸いなことに、ビートルズはデッカのオーディションに落ちて、その後ジョージ・マーティンと出会い、さらにリンゴが加入して、めでたく1962年10月5日にこの「LOVE ME DO」でデビューするのだ。
前にも書いたが、1962年に発売されたビートルズのレコードは、この「LOVE ME DO」のみ。このデビュー曲のシングルが今年は今まで以上に脚光を浴びそうだ。そして、嬉しいことに、このデビュー・シングルでは、リンゴがドラムを叩いているのだ。
B-SELSが新たに出品した盤は、レッド・パーロフォンのマザー・スタンパーが1RD/1GP。ランオフに刻印されたタックス・コードは「KMPZT」で、プッシュアウトセンター部分には「KT」と刻印されている。さらにB面の「M」はスタンパー部に逆さまに刻印されているという大変珍しい盤だ。
盤はVGでキズも多いが、再生はかなりスムーズで、嫌なノイズは少ない。レーベルにありがちな書き込みもなく、美しいレーベルだ。パーロフォンの縞模様カンパニー・スリーヴ付きで税込-円。多少のチリパチを気にしなければ、音は良い。ぜひB-SELSで、本物の音を聴いてください。
(2月6日追記)
「LOVE ME DO」UKレッド・パーロフォン「KMPZT」については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。