B-SELS　ビーセルズ | 日記 | “VENUS AND MARS”　超レア!　ペルー盤!!!

B-SELSのお客さんには貴重なレコードをお持ちの方が多いが、常連のGさんも”A HARD DAYS’ NIGHT”　UKモノラル盤の両面スタンパー一桁(!)という素晴らしいレコードを持って来てくださった。B面は何と1R(!!)である。
 
“ANY TIME AT ALL”の最初の「ダン！」の迫力からして、さすがは1Rだ。”THINGS WE SAID TODAY”のギターのカッティングも荒々しく、最後の”I’LL BE BACK”まで低音が特によく響いている。

これほど貴重な盤をお持ちのGさんでも、「これの1Gが聴きたい。」と仰る。B-SELSでも昨年このタイトルのB面1G盤を出品したが、それは常連のNIさんにありがたくお買い上げいただいたという経緯がある。新たな1G盤の入手は困難であっても、いずれB-SELSでも、1G盤をまた何枚も出品できるように努力し、お客さんの期待にお応えしたいと思っている。
今回は”HEY JUDE”のレアなフィリップス・プレス盤をお買い上げくださったGさん、Gさんのお宅のシステムではさらに良い音になったでしょうか？いつもお買い上げいただきありがとうございます。またの御来店を心からお待ちしています。
 
 
いつも時間がない中で日記を書いているので、後半はバタバタしている。最後に1枚だけ紹介させていただきたい。
“VENUS AND MARS”の、これまたレアなペルー盤を出品した。
盤質もVG++とまずまず良く、全体的に深いキズはない良盤であるが、”LOVE IN SONGS“に細かなキズがいくつかあり、深くはないものの、静かな曲なのでチリパチは出てしまう。B面は、”SPIRITS OF ANCIENT EGYPT”の出だしにザッというノイズが出るが、特に気になるところはそのくらいだ。
ジャケも良く、こちらはEX。ペルー盤のジャケは、見開きの内側の写真まで全面コーティングというのが素晴らしい。あの内側の写真はモハーヴェ砂漠というところで撮影されたそうだが、ポールが着ているポンチョのような衣装が、いかにもこのペルー盤と合っている。
音の方は、これも期待を裏切らないペルー独自カッティングだ。華やかな音ではないものの、原始的な、深い音だと思う。特に、ギターの響きが美しい。
私が中学のとき初めて聴いたウイングスのアルバムがこの“VENUS AND MARS”、今でも大好きなアルバムで、大好きな曲が詰まっている。タイトル曲のリプライズを聴くと、まるで宇宙にいるような気分になる、あの感動は今も変わらない。
税込-円です。

（9月26日追記）
「VENUS AND MARS」ペルー盤については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。