B-SELS　ビーセルズ | 日記 | ”YESTERDAY” レア！　スウェーデン・オリジナル　シングル美品!!

今日もあまり時間がなくて申し訳ない。B-SELSも3年、気持ちを新たにして、できるだけ毎日この日記に取り組むようにしているが、コロナも奈良は少し落ち着いて、ありがたいことにお客さんが来てくださるようになったので、新しいレコードの出品にも努めないといけない。忙しいのは本当に幸せなことだ。
 
午前中からGさんが来てくださった。午後からは、最近よく来てくださるお客さんがまた来てくださったが、日記に書かせていただくことの了承が得られれば、いずれ紹介させていただきたい。KSさんも遠いところを来てくださった。初めてのお客さんもあった。皆さん、本当にありがとうございました。ぜひまたいらしてください。
 
GさんにはUKのシングルを何枚もお買い上げいただき誠にありがとうございました。
GさんもUKのシングルは全てお持ちであるが、より質の良い、より音の良いレコードを求めて、B-SELSにいろいろとご注文くださる。
先日来、Gさんから、「音の良い”LET IT BE”のUKオリジナル・シングルをスタンパー両面一桁か二桁で」と言われていたが、”LET IT BE”のスタンパー一桁はおろか二桁ですらなかなか見つからないのだ。しかも音が良いとなると、相当ハードルは上がる。”LET IT BE”はイントロの部分にわずかなキズでもあると、かなり目立つ。見た目は相当な美盤であっても、最外周の部分にノイズが出ないとは限らないのだ。
しかし、両面二桁ではなかったが、A面二桁でかなり音の良い盤が見つかったので、Gさんに試聴していただいた。ジャケもなかなかの美品だ。イントロ部分からなかなか良い感じで始まる。「これ、かなりいいじゃないですか。」と音にうるさいGさんも喜んで買ってくださった。めでたし、めでたしである。
本当に良い音の”LET IT BE”だった。こういうシングルがなかなか手に入らないんだなあ。
 
 
今日の”YESTERDAY”も難しいシングルだ。これも少しでもノイズが出ては価値は半減だ。このスウェーデン盤はどうだろう。いや、素晴らしいではないか。
世紀の大名曲”YESTERDAY”も、1965年当時はシングルのB面曲である。A面の”DIZZY MISS LIZZY”が悪いのではない。ジョンのヴォーカルだ、悪いわけがない。しかし、カヴァー曲ではないか。ポール一世一代の名作”YESTERDAY”は、ここでもB面に甘んじるのだ。
 
しかし、このシングルは素晴らしい状態だ。小さなキズがあるのはA面の”DIZZY MISS LIZZY”の方で、それはほぼ気にならない。そして、”YESTERDAY”の盤面はさらに美しく、ほぼノイズレスで聴くことができる。ノイズが少ないだけでなく、音も良いシングルだ。ポールの声がかなりナチュラルに聴こえる。
 
盤質EX、ジャケEX-。ジャケもかなりの美品であるが、惜しいことに裏に書き込みがある。”HELP”の映画での演奏シーンのモノクロ写真を使ったオシャレなジャケ。B-SELSのは黄色だが、ほかに、ピンク、ブルー、レアなところではベージュ、ブラウンもあるらしい。
 
税込-円。当時の音がそのまま刻まれたレコードというのは、本当にあっぱれです。

（2月18日追記）
”YESTERDAY” レア！　スウェーデン・オリジナル　シングル美品については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました