B-SELS　ビーセルズ | 日記 | “HEY JUDE”　UK初盤LP美品　ファクトリー・サンプル!!!

KMさんが来てくださった。B-SELSに来られるようになってまだ2か月にも満たないと思うが、もう何度も何度も来てくださっている。ありがたいことだ。
 
KMさんは、今回も何枚かのレコードを試聴された後、”MAGICAL MYSTERY TOUR”のUK初回盤LPを買ってくださった。「これは驚くほど音が良いですね。いや、これは気に入りました。」と仰って、その音の良さに感心されていた。音が良いことを喜んでいただければ、私も嬉しい。
 
ご存知のとおり、”MAGICAL MYSTERY TOUR”については、1967年にはUKではEPしか発売されず、LPはUSが最初であった。
UKでは、9年後の1976年になって初めて、USと同じ内容のLPを発売するのだが、このUK初回盤のプレス数は極めて少なく、結構なレア盤となっている。
 
今回KMさんに買っていただいたのは、リムが「EMI」から始まるレアな初回レーベル、マトリクス1/1、スタンパーは両面10番台という初期盤で、盤質はEX+とニアミントに近い極美盤であった。このUKマト1の音の良いことには定評があるが、さらにスタンパーが早く、盤質極上であったので、音がそれほど良いということも頷けるのだ。
KMさんには、今回もB-SELSの貴重盤をお買い上げいただき誠にありがとうございました。またの御来店を心からお待ちしています。
 
 
さて、UKがUSに倣い、もう1枚、1970年代に初めて出したLPとしては、この“HEY JUDE”がある。
ご存知のとおり、“HEY JUDE”のLPは、1970年2月にUS盤が最初に発売されたが、UKでは当時エクスポート盤が作られたのみで、これはあくまで他国への輸出用であった。
UKでは、9年後の1979年になって初めて、国内向けのLPを発売するのだが、このUK初回盤も極めてレアなものとなっている。
 
B-SELSに出品中の盤は、リムが「EMI」から始まる初回レーベルで、この初回レーベルの数が大変少ないのだ。
マトリクス1/1、マザー両面1、スタンパーはA面判読不明、B面がA（3番）である。A面のスタンパーは、普段スタンパーのことばかり言っている私でも読むことができない。ただ、ジャケに「FACTORY SAMPLE」のシールが張られた非売品なので、これが「1G」かも知れないと内心期待している（笑）。
 
盤質EXの美盤。ジャケはEX-で若干しわもあるが、コーティングの美しいジャケである。
税込-円は、この品質かつファクトリーサンプルということなら、大変お買い得です。

（8月6日追記）
“HEY JUDE”　UK初盤LP美品　ファクトリー・サンプル盤については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。