B-SELS ビーセルズ | 日記 | "ABBEY ROAD" スペイン初盤 美品!!!

BEATLES 好きナラ B-SELS。 ビートルズ シカありません。

Top >  日記 > "ABBEY ROAD" スペイン初盤 美品!!!

B-SELS ビーセルズ の日記

"ABBEY ROAD" スペイン初盤 美品!!!

2021.03.13

常連のSUさんが来てくださった。先日、もう一人の常連のNIさんがB-SELSに来店された際、"BEATLES FOR SALE"のインド・モノラル初盤を試聴されたことがあったが、NIさんから「とても良い音でしたよ!」と聞いたSUさんが興味をお持ちになり、そのインド盤を聴きに来てくださったというわけだ。ありがたいことだ。

インドの"FOR SALE"にはUKメタルマザーが使用されており、マトリクスは両面4Nであった。冒頭"NO REPLY"のジョンの声には、モノラルでは特に色気を感じるが、SUさんも「良い音ですねえ!」と感心しきり。ほとんど無言で聴き入っておられたが、試聴を終えて「ジョージのギターがキラキラしてますね。これはNIさんが仰ったとおりスゴイ音でした。」と仰って、購入を即決いただいた。

SUさんは、UK盤では"PLEASE PLEASE ME"のゴールド・ステレオ(!)とゴールド・モノラルの両面1R盤(!!)をお持ちであるほどのコレクターだが、各国盤にも興味を広げておられ、最近はB-SELSで珍しい盤を見つけては買ってくださっている。

SUさんは、この日、もう一枚、先日私が日記に書いたばかりの「サージェント」のスペイン・モノラル初盤の方も試聴の上で買ってくださったのである。
この「サージェント」も、最初私が自分で聴いたときは、良い音をしているのにUK盤ほどの音圧がなく物足りなく感じていたのであるが、UK盤よりも大きめのボリュームで聴いたところ、素晴らしく心地よいサウンドであったので、その「ちょうど良い」ボリュームで試聴していただいた。
試聴はたいていは一回勝負であり、どのくらいの音量が、その盤の魅力を最大限に引き出せるのか、試聴していただく側としてはよく研究しておくことが大切だと感じている。SUさんにもその音を気に入っていただけたことが、とても嬉しい。
SUさん、今回も貴重な盤を2枚もお買い上げいただき、誠にありがとうございました。

スペイン盤は私のお気に入りであるから、今日は"ABBEY ROAD"のスペイン初盤を紹介したい。
このタイトルは、スペイン盤では「サージェント」のモノラルほどレアではないが、当時のものとは思えないくらい良い状態で、盤EX+、ジャケEX-だ。
オリジナル盤は、スペインの海のような鮮やかな群青色のレーベルで、デザインはUKの「1BOX-EMI」に似ているが、上のロゴはパーロフォンではなくオデオンである。なお、これの水色のレーベルはリイシューとなる。

独自マトリクスで、これもUKと比べると少し音が小さく感じる。しかし、スペイン盤の特色として、低域は非常に豊かである。少しボリュームを上げてやると、力強い低音を土台として、優雅な中高域の音が聴こえてきて、これもなかなかのものである。



(8月7日追記)
「"ABBEY ROAD" スペイン初盤美品」については好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。





日記一覧へ戻る

【PR】  岡芳商店  ほねつぎ藤井整骨院  アシストプラン株式会社  しろねこ鍼灸マッサージ院  a-o 鎌倉