B-SELS　ビーセルズ | 日記 | “YELLOW SUBMARINE” 　UKステレオ・マト3美品!!

遠方からにも関わらず何度もB-SELSに足を運んでくださるMKさんとKHさん。いつもお二人揃って来店され、UKオリジナル盤などをこれまでに何枚も購入してくださっている。

ヘッドフォンではなく店内の大きなスピーカーで聴いていただくのがB-SELSの試聴システムであるが、お二人ともそれを気に入ってくださっている様子。先日の御来店時にも”RUBBER SOUL”や”MAGICAL MYSTERY TOUR”のUK盤などを試聴の上で買ってくださった。MKさん、KHさん、いつもお世話になりありがとうございます。

 
ところで、”RUBBER SOUL”に関しては、お二人はUKモノラルのマト1とマト4の聴き比べを希望されたのだが、結果、マト4の音が気に入ったとのことで、お二人ともそれぞれマト4の盤を一枚ずつ買ってくださった。

マト1は「ラウドカット」として珍重されており、実際、A面は”NOWHERE MAN”や“THINK FOR YOURSELF”などで、B面は全曲において、かなりのパワーを発揮するのであるが、「ラウドカットはやや聴き疲れがする」というのがMKさんのご感想。

それもそうだと思う。大きい音がかならずしも良いというものでもない。音の好みは人それぞれである。

そして、自分の好きな音を探していくという作業もまた楽しいのである。この点、B-SELSはUK盤の各種マトリクス違いや各国盤などヴァリエーションが豊富で、しかも試聴の上でレコードを選んでいただくことができる。

 
今日の“YELLOW SUBMARINE”のUKステレオ盤についても、A面マト1の次のマト3はセカンド・プレスとなり、音の大きさの点ではわずかにマト1にはかなわないが、その分、全体の音のバランスも良い。こういう音は質の良い盤で聴きたいところ。

 
B-SELSのマト3盤は、ジャケもEXで裏がレッド・ラインの美品であるが、盤質はさらにEX+の極美盤である。A面のマザー・スタンパーは1GOとかなり若い。それがこの美しい盤であるから、音の方も素晴らしく、自信を持ってお勧めしたい。
これもぜひ試聴にいらしていただきたい。昨日のマト1と今日のマト3の聴き比べも楽しい。