B-SELS ビーセルズ の日記
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"A HARD DAY'S NIGHT"南アフリカ モノラル!!
2021.01.19
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昨日の定休日前に2枚の南アフリカ盤を紹介させていただいたが、早くも2枚とも売れてしまった。その2枚とも同じ常連さんに購入していただいたのであるが、それがどなたかは、この日記を読んでくださっている方であれば、大方の察しは付けられるだろう。定休日を挟んで二日続けて来店していただいた。詳細については、後日その常連さんが御自身のブログに書いてくださることを大いに期待しているが、本当にありがたいことだと深く感謝しております。
初期の南アフリカのモノラル盤は本当に音が良いのでオススメだ。但し盤質等には大きく左右される。海外の盤にはキズがあるものも多いので、キズによるノイズがあまりにひどいといくらレア盤でも「音が良い」とは勧められない。この日記では、B-SELSにある少なくともVG+以上の盤を紹介するようにしているが、その多くはVGと付いていても、聴感上はEXに近いかそれ以上の盤だと自負している。
この"A HARD DAY'S NIGHT"も、「ゴールド・パーロフォン似」の黒地にシルヴァーのパーロフォン・ロゴ入りのレーベルで、南アフリカのモノラル盤の中でも初期プレスに当たるものである。ジャケは、大きく「mono」の字が右上に入った初期ジャケだが、右下にヤブレがあるのでVG。しかし、盤質はVG++の良盤で、これもスレが目立つので美盤ではないが、深いキズのほとんどない、音溝の状態の良い、大変音の良い盤である。実際に音を聴いていただければ、独自カッティングのこの爽快な音をきっと気に入っていただけると思う。
たった今、その常連さんが店に電話をくださった。おうちに帰ってご自身のシステムで"WITH THE BEATLES"の南アフリカ盤を聴かれたところさらに音が良かった由、「ホンマに今日行って良かったです!」と言っていただいた。まあ、なんと嬉しい電話でしょう。本当にありがとうございます。おかげさまで今日もとても良い気持ちで帰ることができます。お客さんに喜んでいただけるよう、明日もがんばって良い盤を出します。