B-SELS ビーセルズ | 日記 | "WITH THE BEATLES"南アフリカ モノラル!!

BEATLES 好きナラ B-SELS。 ビートルズ シカありません。

Top >  日記 > "WITH THE BEATLES"南アフリカ モノラル!!

B-SELS ビーセルズ の日記

"WITH THE BEATLES"南アフリカ モノラル!!

2021.01.17

常連のshiotchさんが御自身のブログ「shiotch7の明日なき暴走」に、先日B-SELSで購入された"BEATLES FOR SALE"の南ローデシア盤について書かれているのを、嬉しく読ませていただいた。

shiotchさんも書かれているように、南ローデシア盤というのは本当に数が少なく、その上さらに盤質の良いものを探すとなると、かなりの困難を伴う。良い盤に出会うまで何枚も買い変えられるようなものではないのだ。このB-SELSの盤は、カートリッジを変えることで、その本来持っている最高の音質を引き出すことができた。本当に良い音がした。shiotchさんのオーディオ・システムでは、さらに凛々しい音で鳴ってくれたとのこと。
それにしても南ローデシア盤ってホンマにエエ音しますな」というshiotchさんの最後のコメントが本当に嬉しかった。こうしてお客さんに喜んでいただけることは、幸せだ。shiotchさん、今回も大変お世話になりました。ありがとうございました。

さて、アフリカ続きで、今日は"WITH THE BEATLES"の南アフリカ盤だ。このタイトルの南アフリカ盤については、これまでに何枚か出品してきたが、今日の盤は特に音が良い。

今回の盤のレーベルは濃紺地に銀色の「PARLOPHONE」のロゴで、これもUKのゴールド・パーロフォンにとても良く似た、ありがたいデザインである。
南アフリカの初期モノラル盤のレーベルの色には黒と濃紺があるが、黒の方が初期プレスである。B-SELSには黒の方もあるが、黒の方は盤質VG+で、今回の濃紺の方は盤質VG++で、今回の方が音的には良い。

黒も濃紺も、どちらも同じ南アフリカ独自のマトリクスで、どちらも枝番がなく、原盤は同じである。

私がこの盤の音をお客さんに説明するとき、「元気な音がします」と表現しているのだが、本当にそんな音なのだ。以前に、20歳前後の若い女性の方が来店されたとき、「元気な音ってどんな音ですか?」と尋ねられたので、口頭では説明しづらいので実際に音を聴かせて差し上げた。その方も「本当に元気な音ですね。」と言って嬉しそうににっこりされた。人を笑顔にさせるような、そんな音だと思っていただきたい。

ちなみに盤質VG++と言っても、音的にはEX以上と評価している。スレは多いが音に出るようなキズはほとんどないし、何よりも音溝の状態が良い。
ジャケについては、最初期の「SWAN PRESS」のジャケではなく、「hs」表示のあるセカンド・ジャケとなるが、書き込み等なく、南アフリカのジャケとしてはかなり良い状態と言えるだろう。

この盤の特徴として、A面3曲目"ALL MY LOVING"以降の音が特に素晴らしい。まさに「元気はつらつ」とはこういう音のこと。この名曲をこの音を聴けば、ほとんど人は元気が出ると思います。


(2月8日追記)
「"WITH THE BEATLES"南アフリカ・モノラル盤」については好評につき、2枚とも売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。

日記一覧へ戻る

【PR】  エクセル外国語カレッジ 用賀スクール  クラス不動産  eau claire (オー クレール)  ヘアーステージオネスト  ヘアーオフ八街店