B-SELS ビーセルズ の日記
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『NOWHERE MAN』 UK初盤 1T(9番目)!!!
2022.07.26
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TNさんが来てくださった。6月に初めて来ていただいて以来、もう4回も来てくださっている。ありがたいことだ。
TNさんのことは、前回7月10日の日記にも書かせていただいたところ、
「前回買ったリンゴの『BOUCOUPS OF BLUES』の1G盤、家に帰って聴きましたが、やはり素晴らしい音でした!」
と仰っていただき、とても嬉しかった。リンゴの『BOUCOUPS OF BLUES』の1G盤など、そう簡単には売れないだろうと思って出品したところ、早々にTNさんが購入してくださった。こうして楽しんで聴いてくださる方にお買い上げいただいてこそ、その価値があるというもの。本当にありがたい。
さて、TNさんは、私が7月19日の日記に書いた『A HARD DAY’S NIGHT』のUKモノラル、1R盤について、その翌日に早速お電話をくださり、今回試聴に来てくださったのだ。
皆さんご承知のとおり、B-SELSではできるだけ音を聴いていただいてからお買い上げいただくようにしているので、予めお電話をいただいた際は、「予約」ではなく「商談中」と表記している。
最高峰1Gに次ぐ2番目の1R、特にプレス数の多いモノラル盤において1Rというのは余計に貴重なのであるが、それなりに高価な盤であるので、お客さんには後悔のないよう慎重に選んでいただくようにしている。そのため、TNさんには、全曲を試聴していただいた。
「スゴイですね。”AND I LOVE HER”にノイズが出るのが惜しいですが、この程度のノイズでしたら私は許容範囲なのでB面も聴かせてください。…なるほど、B面の方が盤質は良いですね。やはりスゴイ音です。今日はこれをいただきます。…他に、何かオススメの盤はありますか?」
TNさんはこのように仰って、超貴重1R盤を早速お買い上げくださったばかりか、さらに店長のオススメ盤まで尋ねてくださったので、聴いていただいたのがウイングスの「MY LOVE / THE MESS」のUK盤。
大ヒットした「MY LOVE」のUK盤はたくさんあっても、初回限定の真っ赤なスリーヴ付きのものは意外に見つからない。前回TNさんがこの赤スリーヴ付きの盤をお探しであったので聴いていただいた。マザー両面2、スタンパーはGD(10番)/A(3番)という早さ。
「これもA面の”MY LOVE”に少しノイズが出るのが惜しいですが、B面の”THE MESS”はスゴイ音ですね。やはりB面はほとんど聴かれなかったんでしょうね。赤スリーヴもほしいし、これもいただいておきます!」
とTNさん、この2Aの「THE MESS」の大迫力の音をぜひ聴いていただきたかったのですが、お買い上げくださって本当にありがとうございます。
TNさん、今回もB-SELSの貴重盤をお買い上げいただき、ありがとうございました。またの御来店を心からお待ちしています!
というわけで、今日も時間がなくなりました。最後に1枚だけ。
UKの4曲入りEPの中では一番レアで入手の難しい『NOWHERE MAN』のUK初盤を出品した。
レーベルにSOLD IN UKありの初盤、初回マトリクス1,マザー・スタンパーは1T(9番)/1GR(12番)という早さ。
盤質VG+。A面の1Tは良い状態でVG++、音的にもかなり良い。しかしB面に長いキズが1本ありVG。音に出るようなキズは「MICHELLE」の終盤だけで、それとて静かな曲のわりに音に出る箇所は少ないのであるが、ぜひ試聴してみていただきたい。
ジャケEX-。少し皺あるも、裏も綺麗な良いジャケ。税込-円です。
(8月6日追記)
『NOWHERE MAN』UK初盤 1T(9番目)については、好評につき売り切れました。お買い上げいただき誠にありがとうございました。